サマーコンサート学園前ホールにて 2021年7月22日

コロナウイルスの感染拡大の影響でホールが閉館され、1年半ぶりに開かれたコンサート。

私が今回演奏した曲は、バッハ作曲ヴァイオリンソナタ1番よりフーガト短調とパイアスチェン作曲エチュードe minor。

エチュードe minorは美しい旋律に惹かれて練習を開始したが、取り組んでみるとなかなか手ごわい曲だった。オクターブで奏でる右手の旋律が決まらない。中間部の美しい旋律が思うように歌えない。絡み合うメロディーラインがうまく表現できない。

種谷先生のレッスンで何度も弾き方の指導を受け、他の人の演奏を観て、聴いて、何が違うのか考え、マレットの使い方を工夫したりと研究課題満載のまさにエチュード曲だった。

その甲斐あって、少しずつ進歩し、たくさんのことを発見できた。

その点では苦しいながらもとても楽しい曲だったともいえる。

課題はまだ残っているので、この後も引き続き練習して、1年後くらいに再度挑戦したいと思う。