2017年7月30日マリンバコンサート 学園前ホール
種谷睦子先生の門下生によるマリンバコンサートに参加。
今回演奏した曲はバッハ作曲の無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ第2番の終曲「シャコンヌ」。
この曲は、穏やかで平和な旋律、ほとばしる感情、静かな語り口など、様々な色合いの旋律が次から次へと繋がっており、そのひとつひとつに練習段階から感動し、練習に取り組みました。
しかし、向き合えば向き合うほど課題も次から次へと生まれてきて、うまく表現できない自分の技量に嘆く事の連続でした。
本番では、体の中心から音を出す。曲の盛り上がるところでは、ついマレットで叩いて大きく迫力のある音を出そうとしてしまうが、「叩かない」事を心がけ、バッハの音楽を楽しもうと自分に言い聞かせて臨みました。
本番では成功したところ、失敗したところと色々ありましたが、この曲を舞台にあげれたこと、本当に良かったかなあと思います。ここからが、始まりで、これから更に精進して、ちょっとずつ、この曲の深みと高みに近づいていけるようにしたいです。
この日は私がマリンバを教えている小さな生徒さん達も、ご家族と一緒に聴きにきてくれました。
お忙しい中、また遠いところ、わざわざ足を運んでいただき、どうもありがとうございました。
次回は一緒に舞台に上がれたらいいですね。