永井・勝元第3回マリンバ・ピアノ発表会 ラブリー小ホールにて 2022年4月2日

まだまだコロナが収束していない4月だったが、去年同様、無事に発表会を行うことが出来た。

今回の発表会は、ピアノ、マリンバのソロ、デュエット、ピアノ連弾、そして、特別演奏としてバイオリン独奏や木管五重奏も演奏され、去年同様、多彩な内容だった。

私の生徒さんの演奏曲目は、オッフェンバック作曲の天国と地獄、黒うさPの千本桜、

A Perihou作曲のバラード、

一柳慧作曲の源流、伊藤康英作曲 ジェラートコンカフェ であった。

天国と地獄を演奏した陽向くんは、いつも生き生きとリズムに乗って演奏できるのが持ち味だ。レッスンで合わせると、音楽してるなあとこちらが楽しさを実感できるほどだ。

本番は初めての大きな舞台で、少々緊張したかな?と思った。来年は彼の持ち味がドーンと出るように練習に取り組みたい。

バラードは本来フルートの曲で、音楽大学の卒業演奏の課題曲になっているという難曲だ。この曲に、今回中学生である薫さんが挑んだと言うことはすごいことだ。一つ一つのフレーズに心を込めると言う事ができるようになってきた記念すべき曲となった。

源流は千華さんの音楽大学の前期試験曲で、まずリズムの理解と曲の全体構成の把握などテクニックも曲の分析もいる曲で、私自身も取り組んだが、なかなか簡単には攻略できない曲だ。彼女が取り組んで、まだ日は浅かったが、この本番の経験はきっと次に生かされていくと思う。

私の演奏曲目は、クライスラー作曲の中国の太鼓。
異国情緒あふれる魅力的な旋律の曲だ。
伴奏をして下さったのは、播磨美知子さん。忙しい合間を縫って、2人で練習に取り組んだ。
この曲は、弾いても楽しく聴いても楽しい曲だが、音のつぶをそろえる、右手と左手のバランスを整えることはやはり難しい。引き続き練習に取り組みたい。

また、前回同様、勝元さんの娘さんと息子さんが楽器運搬や舞台進行と裏方を全部担って下さり、大変心強かった。ありがとうございます。

特別演奏では、バイオリンやフルート、ファゴット、オーボエ、ホルン、クラリネットと普段、なかなか聴く機会のない楽器を生で聴かせていただき、貴重なひとときを持つことが出来た。出演して下さったみなさん、ありがとうございました。